会長のご挨拶

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このたび東京新潟県人会の第12代会長を拝命することになりました。1910年(明治13年)の創立以来、初代会長の大倉喜八郎翁をはじめ名だたる方々によって受け継がれてきた大役です。身に余る重責ではありますが、微力ながら会の発展に力を尽くしたいと思います。

佐渡に生まれ育った私が東京藝術大学の受験のため上京した日のことは、今も鮮明に覚えています。新潟から上野駅に到着した汽車から集団就職で上京してきた中学生たちがどっとホームに降り立ち、コンコースには奉公先の工場や商店名を記した紙を掲げた人々がまだ幼さの残る少年少女々を待ち構えていました。1964年、高度経済成長のさなかです。秋にオリンピック開催を控えていた東京は熱気をはらんでいました。

思えば、宮田家と東京の縁は祖父の時代にまでさかのぼります。佐渡で蝋型鋳金の技法を受け継ぐ金工作家だった祖父の初代宮田藍堂が東京美術学校(現東京藝術大学)に招かれたのは明治時代のことです。以来、私の兄2人と姉、私、そして私たちの息子、娘の代に至るまで4代にわたり9人が藝大で学びました。

私は3度目の入試で合格して以降、藝大で学び、教え、学長、文化庁長官の役職まで仰せつかりました。その間、半世紀以上にわたって大学にほど近い東京新潟県人会館を「第2の故郷」の拠点と思い定め、新年の祝賀会、夏の納涼まつりをはじめとする催しを心待ちにしてきました。

それだけに創立百十周年記念の2020年12月にオープンした新県人会館「ふれあいふるさと館」の1階エントランスに平辰名誉会長の肝煎りで私の作品「勇進」を置いて頂いたことは、大変光栄であると同時に身の引き締まる思いでした。

作品は新潟の魅力を日本だけでなく、世界に発信する勇姿を表現しています。これからは新潟県人会の理念である「ふるさとへの架け橋」を渡す旗振り役を務めたいと考えています。一層のご指導とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

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東京新潟県人会とは

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 東京新潟県人会は1880年(明治13年)、新発田市出身の大倉喜八郎氏が郷土出身の同志と語らい、北陸親睦会を発足させたのが機縁となり、1910年(明治43年)に設立されました。初代会長は大倉喜八郎氏、御子息の大倉喜七郎氏が第二代会長となり、以来官界、財界等を通じ在京新潟県人の代表的な有識者が会長となり、現会長の小林保廣は第十一代目に当たります。

 当会の目的は、会員の親睦を図り地区県人会・郷人会との連携を密にして会員相互の福祉の増進と新潟県の発展に寄与することです。このため「郷土愛でつながる人の和」「友愛と協調」「ふるさとへの架け橋」の三理念を掲げ、これまで全会員が故郷新潟県のため浄財と汗を捧げてまいりました。

 在京の会員と故郷新潟の方々との親睦行事として毎年開催される新年祝賀会と納涼大会は、毎回800名前後が参加して盛大に行われます。

なお、幹部役員の平均年齢は75歳を超え、どのように次世代にバトンタッチしていくかが大きな課題となっており、この解決の糸口として、若年層の会員の増加を図り新しい組織作りをしていく動きもあります。

県人会の理念

01

郷土愛でつながる人の和

02

友愛と協調

03

ふるさとへの架け橋

県人会の事業内容

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01

会報の発行 月刊誌「新潟縣人」を発行

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02

同好会の活動(既成の同好会:おけさクラブ、旅クラブ、及び歌声クラブ)

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03

首都圏内の地区県人会、郷人会との連携

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04

財団法人東京新潟県人会館の実施する文化芸術振興施策に対する奉仕活動

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05

その他県人会の目的を達成するために必要な事項

県人会の主な行事

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新年祝賀会

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芸能大会

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納涼大会

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常任委員会(総務・財務・文化・組織・広報・女性の6委員会)の会議がそれぞれの委員会ごとにほぼ毎月行われるほか、財団法人東京新潟県人会館の主催する文化講演会(年2回)及び作品展に対する役員有志の奉仕活動も行われる。

沿革

東京新潟県人会のルーツは、1880年(明治13年)新発田出身の大倉喜八郎、前島密、石黒忠悳らと開いた北陸親睦会です。
その後ダイヤモンド社の創立者である石山賢吉氏ら歴代会長役員のご努力により今日の隆盛を迎えています。

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初代会長 大倉喜八郎

新発田市出身安政元年(1854)18歳の秋、江戸に出て鰹節屋の丁稚小僧から身を起こし、維新の風雲に乗じて財を成した。
日本初の貿易商社、大倉組商会の設立、今の大成建設の創業、東京商工会議所、帝国ホテル、帝国劇場の設立、サッポロビールの創立、また東京経済大学の開校など数え切れないほどの事業を起こしている。

あゆみ

  •  

    2020年

    東京新潟県人会館 ふれあいふるさと館オープン(12月6日)
    創立110周年記念誌発行
  • 2010年

    創立100周年記念式典(1月30日)
    新潟県人会交流祭(9月25日~26日)
  • 2007年

    7月に、中越沖地震が発生。
    街頭募金などにより県及び被災市町村に義援金2,314万円を贈呈。
  • 2004年

    7月に集中豪雨、10月に中越地震が発生。
    街頭募金などにより県及び被災市町村に義援金6,377万円を贈呈。
  • 2000年

    創立90周年記念式典

  • 1993年

    会報500号記念誌発行

  • 1982年

    会館を上野に移転

  • 1955年

    信濃町に会館設立

  • 1954年

    会報複刊

  • 1951年

    会則制定

  • 1910年

    東京新潟県人会発足

  • 1880年

    北陸親睦会発足

歴代会長

(新発田市出身)
明治43年~昭和7年

初代:大倉 喜八郎

(新発田市出身)
昭和7年~昭和21年

二代:大倉 喜七郎

(西川町出身)
3代:昭和21年~昭和23年
5代:昭和27年~昭和39年

三/五代:石山 賢吉

(上越市出身)
昭和23年~昭和27年

四代:芳沢 謙吉

(白根市出身)
昭和39年~昭和55年

六代:加藤 清二郎

(新潟市出身)
昭和55年~平成10年

七代:小沢 辰男

(長岡市出身)
平成10年~平成18年

八代:米山 稔

(小国町出身)
平成18年~平成20年

九代:米山 一

(佐渡市出身)
平成20年~平成26年

十代:平 辰