会長のご挨拶

kaityo

 首都圏に在住する新潟県人の皆さんにはご壮健でご活躍のことと存じます。私は昭和41年(1966年)に入会して以来、半世紀を県人会と共に歩み、故郷新潟に対しどんなご恩返しができるか、そのことを一途に考えて行動してきました。

 新潟県の調べでは、昭和51年から平成25年までの38年間で、95万人の県民が関東地域に転出しております。もっと先までたどると百数十万人が首都圏の発展を支えてきたといっても過言ではありません。

 現在、首都圏地域には東京新潟県人会と連携、協力いただいている団体が150ほどあります。首都圏の各地域ごとに結成されている「地区県人会」や出身市町村関係者で結成されている「郷人会」や同窓会等です。これらの団体は、居住する行政区の善良な住民として行政と協力したり、出身市町村との友好交流を促進して会員同士の親睦を深め、新潟県人としての誇りをもって活動しております。このほか日本各地や世界各国においても新潟県人会が結成されて、すばらしい活躍をしておられます。

 この公式ページをご覧いただきますと、新年祝賀会や納涼大会あるいは芸能大会など私どもが主催したイベントの概要を動画で見ることができますが、これ以外に会員のための広報誌として月刊「新潟縣人」を発行しております。そこには、故郷新潟の情報や地区県人会・郷人会の活動状況が紹介されております。関心をお持ちの方にはぜひご入会をお勧めいたします。

 直接お話しをされたいという方は、まず事務局(Tel. 03-3832-7619)にお問い合わせください。

kaicho_sign_sp
_kaicho_sign

東京新潟県人会とは

logo_mask

 東京新潟県人会は1880年(明治13年)、新発田市出身の大倉喜八郎氏が郷土出身の同志と語らい、北陸親睦会を発足させたのが機縁となり、1910年(明治43年)に設立されました。初代会長は大倉喜八郎氏、御子息の大倉喜七郎氏が第二代会長となり、以来官界、財界等を通じ在京新潟県人の代表的な有識者が会長となり、現会長の小林保廣は第十一代目に当たります。

 当会の目的は、会員の親睦を図り地区県人会・郷人会との連携を密にして会員相互の福祉の増進と新潟県の発展に寄与することです。このため「郷土愛でつながる人の和」「友愛と協調」「ふるさとへの架け橋」の三理念を掲げ、これまで全会員が故郷新潟県のため浄財と汗を捧げてまいりました。

 在京の会員と故郷新潟の方々との親睦行事として毎年開催される新年祝賀会と納涼大会は、毎回800名前後が参加して盛大に行われます。

なお、幹部役員の平均年齢は75歳を超え、どのように次世代にバトンタッチしていくかが大きな課題となっており、この解決の糸口として、若年層の会員の増加を図り新しい組織作りをしていく動きもあります。

県人会の理念

01

郷土愛でつながる人の和

02

友愛と協調

03

ふるさとへの架け橋

県人会の事業内容

2022_09_ページ_01

01

会報の発行 月刊誌「新潟縣人」を発行

79

02

同好会の活動(既成の同好会:おけさクラブ、旅クラブ、及び歌声クラブ)

03

03

首都圏内の地区県人会、郷人会との連携

24250312_l

04

財団法人東京新潟県人会館の実施する文化芸術振興施策に対する奉仕活動

笹川流れ秋景-scaled

05

その他県人会の目的を達成するために必要な事項

県人会の主な行事

katudou01

新年祝賀会

katudou02

芸能大会

katudou03

納涼大会

sakuhin

常任委員会(総務・財務・文化・組織・広報・女性の6委員会)の会議がそれぞれの委員会ごとにほぼ毎月行われるほか、財団法人東京新潟県人会館の主催する文化講演会(年2回)及び作品展に対する役員有志の奉仕活動も行われる。

沿革

東京新潟県人会のルーツは、1880年(明治13年)新発田出身の大倉喜八郎、前島密、石黒忠悳らと開いた北陸親睦会です。
その後ダイヤモンド社の創立者である石山賢吉氏ら歴代会長役員のご努力により今日の隆盛を迎えています。

ookura

初代会長 大倉喜八郎

新発田市出身安政元年(1854)18歳の秋、江戸に出て鰹節屋の丁稚小僧から身を起こし、維新の風雲に乗じて財を成した。
日本初の貿易商社、大倉組商会の設立、今の大成建設の創業、東京商工会議所、帝国ホテル、帝国劇場の設立、サッポロビールの創立、また東京経済大学の開校など数え切れないほどの事業を起こしている。

あゆみ

  •  

    2020年

    東京新潟県人会館 ふれあいふるさと館オープン(12月6日)
    創立110周年記念誌発行
  • 2010年

    創立100周年記念式典(1月30日)
    新潟県人会交流祭(9月25日~26日)
  • 2007年

    7月に、中越沖地震が発生。
    街頭募金などにより県及び被災市町村に義援金2,314万円を贈呈。
  • 2004年

    7月に集中豪雨、10月に中越地震が発生。
    街頭募金などにより県及び被災市町村に義援金6,377万円を贈呈。
  • 2000年

    創立90周年記念式典

  • 1993年

    会報500号記念誌発行

  • 1982年

    会館を上野に移転

  • 1955年

    信濃町に会館設立

  • 1954年

    会報複刊

  • 1951年

    会則制定

  • 1910年

    東京新潟県人会発足

  • 1880年

    北陸親睦会発足

歴代会長

(新発田市出身)
明治43年~昭和7年

初代:大倉 喜八郎

(新発田市出身)
昭和7年~昭和21年

二代:大倉 喜七郎

(西川町出身)
3代:昭和21年~昭和23年
5代:昭和27年~昭和39年

三/五代:石山 賢吉

(上越市出身)
昭和23年~昭和27年

四代:芳沢 謙吉

(白根市出身)
昭和39年~昭和55年

六代:加藤 清二郎

(新潟市出身)
昭和55年~平成10年

七代:小沢 辰男

(長岡市出身)
平成10年~平成18年

八代:米山 稔

(小国町出身)
平成18年~平成20年

九代:米山 一

(佐渡市出身)
平成20年~平成26年

十代:平 辰