
会長さん、今日は
東京水原会会長 太田芳夫さん
1月20日、吉池食堂さんにて取材をしました。
●会の設立と特色をお聞かせ下さい。
東京水原会は、平成7年会員相互の親睦・融和を図り、故郷との交流を深める事を目的として発足しました。
今年で26年目です。県政発祥の地(新潟県の前は、水原県)で、白鳥の飛来する瓢湖。その湖を南一誠さんが歌った「瓢湖」、一昨年NHK紅白歌合戦で水森かおりさんが歌った「越後水原」を、集まると全員が歌って水原を紹介しています。5年に一度、地元水原で交流会を行って来ました。
●会の活動で特に力を入れておられる事は何でしょうか。
会員同士の親睦を深め、参加者が楽しくなるように働きかけ、誘いの手を伸ばす事としています。
●会員の増加策や今後の課題
会員数の減少が、続いています。他の郷人会との合併を考え、活路を見いだしたいとの願いで日夜眠れぬ日々を過ごしています(笑い)。現実的には、各郷人会の良さを出し合って、会員を増やして行きたいです。
●会員とふるさとのつながり
阿賀野市の広報誌「あがの」地元紙「あがの新報」を知らしめて、読んで頂き、ふるさとの良さを理解して頂き、会員のみなさんに水原会とふるさとの懸け橋になっていただけるようにしたいです。
●ふるさとを出てきたころの思い出をお聞かせ下さい。
飲食業の家業を継がせたい親に反抗して東京へ。二か所の新聞販売店に住み込みで就職しました。二か所の新聞販売店の店主とケンカして行くところが無くなりました。
故郷の友達も、「新潟へ戻った方が良いよ」と言ってくれましたが、意地でも故郷へ帰ることを拒み続けました。何とか東京で踏ん張りました。
●ふるさとの友人、知人との交流
水原中学校32年卒業の同級生で「瓢湖の会」をつくり、東京で毎年数回集まって旧交を温めています。還暦、古希その他の集まりは、地元で交流を図っています。
●ふるさとへの思いをお聞かせ下さい。
いくつになっても、ふるさとはいい。おまつり、花火その他、出来るだけ会員同士で声を掛け合って、ふるさとへ帰り各種の行事に参加しています。故郷と縁を切るのはとても寂しいです。
●実生活で信条とされているものは。
●健康維持に留意されていることは。
人生一度だけ、常に楽しく生きる事を思っています。健康維持のための努力は、何もしていませんが、マンションの掃除の仕事は、余り意識しないで健康維持が出来るので、いつまでも体の動く限り続けようと思っています。今のところ、薬も飲んでいませんし、これと言って悪い所は有りません。
●東京新潟県人会に望む事
皆さんそれぞれの分野で、一生懸命やっておられます。現状維持でその努力を継続して頂きたいです。他の県人会の詳細情報も、出来れば、発信して頂きたいです。東京を良くする為に。
太田会長、有難うございました。(広報委員 田辺 幸雄 旧東蒲原郡鹿瀬町出身)