渡邉邸

にいがた情報

(国指定名勝・重要文化財・関川村)

渡邉邸は初代が定住してから約350 年が経つ。幾度かの火災後、文化17年(1817年)に再建されたのが現在の主家。初代の渡邉儀右エ門善高は、松平大和守直矩の家臣で郡奉行をしていたが藩主が姫路へ国替えの時、家督を嗣子に譲り隠居、この関川村に転居した。三千坪の敷地に五百坪の大邸宅と六つの蔵が並ぶ。京都から遠州流の庭師を招いて池泉回遊式庭園にするなど、代々の当主が造り上げた「庭屋一如」を示す江戸時代からの伝統的な庭園や建築物は素晴らしい。昭和29年(1954年) に国の指定名勝、重要文化財に指定。

渡邉邸
渡邉邸

渡邉邸
出典:にいがた観光ナビ

(広報誌:2021年03月)