葡萄文[鋳銅]花瓶

暮らしのヒント

佐々木 象堂氏(1882~1961)は、明治15年、佐渡生まれの鋳金(ちゅうきん)作家。佐々木氏は、生涯で原型を蝋で造る「蝋型鋳金」といわれる手法による美しい作品を多く残している。戦前には「帝展」で2回特選。第二次、大戦中に故郷佐渡に帰り、以後佐渡で活動。戦後は「日本伝統工芸展」で2年連続最高賞を受賞。昭和35年(1960年)には人間国宝(蝋型構造分野)に認定。佐渡歴史伝説館(佐渡市真野655)には佐々木象堂記念館が併設。
(資料提供:佐渡歴史伝説館)

(会報誌:2020年06月)