観音堂と仁王門(聖籠町)

にいがた情報

町名の由来を今に伝える有形文化財

 聖籠町諏訪山にある聖籠町の有形文化財「宝積院観音堂」と「仁王門」は、由来によると、百合若大臣に忠義をつくし亡くなった愛鷹の緑丸を弔うために建てられました。現在の観音堂と仁王門は宝暦6年(1756年)に新しく建てられたものです。また、同じく有形文化財である、観音寺(宝積院)縁起は、新発田藩七代藩主溝口直温が写し書いて寄進したもので、百合若大臣と緑丸の話や「聖籠」の名の由来が書かれています。
 お近くにお越しの際は、宝積院観音堂で町の歴史を感じつつ、温泉施設「観音の湯ざぶ~ん」にもぜひお立ち寄りください。

問い合わせ先
聖籠町総務課広報広聴係
☎0254-27-2111(会報誌:2022年1月)