十二支スゲ細工・伝統工芸品

十二支スゲ細工 暮らしのヒント

妙高市平丸地区で作られているスゲ細工は昭和33年から農家の冬の収入源として作られてきた。過疎と高齢化で職人は見る見る減少。2人いた最後の職人が平成30年に引退。一方、伝統を絶やしてはならないと平成27年NPO法人スゲ細工保存会が発足。作り方は2通り。スゲを叩いて繊維状にしたもので形を整えながら刈りこんでいく作り方と、スゲを編んでいく作り方。今年は「寅年」。干支一回り12年は絶対続ける覚悟で作業にあたっている。

(会報誌:2022年1月)