日本一の米どころ 新潟のお米紹介 第三部


「いろいろな用途のお米」

もち米

こがねもち

こがねもち
登録昭和31年育成者新潟県 中生品種9月中旬

「こがねもち」の名は、黄金色の穂で良質美味のもち品種であることを表しています。コシが強く、伸びも良い、切餅に最適なもち品種。玄米はやや小粒で丸みがあり、粒ぞろいが良く外観品質は良好です。餅はきめが細かく、コシが強く、切餅の適性は極良です。米菓の加工適性にも優れています。

わたぼうし

わたぼうし
登録平成6年育成者新潟県 早生品種8月末

 命名の由来は、新雪のわたぼうしのように白くて、ふんわりとしたおいしい餅を表しています。
 外観品質が極良の早生のもち品種。成熟期が「こがねもち」より10日程度早い、早生のもち品種です。玄米の光沢、粒張りが良好で、外観品質は極良です。餅は色が白く外観が際立って良く、米菓の加工適性にも優れています。

ゆきみのり

ゆきみのり
登録平成28年育成者農研機構 早生品種8月末

 雪のように白いもち米が秋にたくさん実るようにという意味を込めて命名されました。米菓用に適した多収品種でかき餅にすると、歯ごたえ、歯ごなれが良いほか、生地が硬くなりやすいため、表面に細かいヒビが生じ、食感もよいなど、加工適性が優れています。

料理との相性を考えて開発されたお米
寿司

笑みの絆

笑みの絆
平成26年登録育成者農研機構 晩生品種9月下旬

 名前の由来は消費者がたべて、おいしさに笑みがこぼれ、生産者との絆が築かれることを願って命名された。炊飯米の粘りが強すぎず、酢によくなじみ、なめらかで、ほぐれやすく、あっさりとした食感を持つ寿司米に最適な品種。

カレー

華麗米

華麗米
平成21年登録育成者農研機構 中生品種9月中旬中生品種

 名前の由来は炊飯米が口の中で粒が華麗に舞うようにほぐれやすいことと、この食感特性がカレーソースに合うことから命名された。農業食品産業技術総合開発機構・中央農業総合研究センターがハウス食品株式会社との共同研究で、カレー用途への開発・製品化が進みました。炊飯米は粘り気が少なく、塊にならず、カレーソースにさらりとなじみ、もっちりとした食感です。

リゾット

和みリゾット

和みリゾット
平成28年登録育成者農研機構 早生品種8月下旬

 名前の由来はおいしくて和むこと、日本で作られたお米(=和)であることから命名された。粒が大きい国産リゾット用品種。リゾットに最適とされているイタリアの大粒品種「CARNAROLI」(カルナローリ)並の極大粒で、リゾットへの調理適性があります。リゾットに調理した「和みリゾット」は、見た目・歯ごたえが良く、粘りにくく、煮崩れしにくいという特徴があります。

米粉麺

越のかおり

越のかおり
平成23年登録育成者農研機構 中生品種9月中旬

名前の由来は新たな需要が見込まれる米麵の原料として、米どころを香り高く彩るイメージを表しました。麵離れが良く粘りがすくない、米麵に適した品種。白米のデンプン成分のうち、炊飯米を硬くするアミロースの含有量が多いため、茹でても溶けにくく、麵離れが良いので、米の麵として新しい食感になり、東南アジアの米麺と遜色ない製品ができます。

新潟大学が開発した新品種

コシヒカリ新潟大学NU1号

コシヒカリ新潟大学NU1号
出典:新潟大学HP「コシヒカリ新潟大学NU1号の稲刈りが始まりました」

 新潟大学(新潟大学大学院自然科学研究科・農学部生物化学研究室三ツ井敏明教授ら)・刈羽村先端農業バイオ研究センターは高温・高CO2耐性を有する新品種として、開発した「コシヒカリ新潟大学NU1号」の栽培実験の結果を公表しました。(2020年11月)新潟産コシヒカリは近年猛暑による品質低下が課題となっていた。三ツ井教授は2001年ごろから高温に強い品種を研究し、研究グループがコシの細胞培養の過程で起きる変質を利用して開発した。刈羽村の圃場でNU21号とコシBLを20アールずつ作付けした。収穫したコメ各1トンほどをJAの検査員が調べ、高温による白濁粒や未熟粒の割合を確認した。高温で被害を受けた割合は一般的なコシBLの19%に対し、NU21号は5%と大幅に抑えられた。近年の温暖化は深刻な環境問題であり、夏の酷暑により、イネが異常高温に晒されると、コメへのデンプンに異常蓄積が発生し、白濁化という品質低下が生じる。各所で猛暑やフェーン現象による乾燥した熱風に見舞われて高温障害により1等米比率は大きく低下した。新潟県は風土に恵まれた最高級の良食味を持つコシヒカリを生産してきたが、高温環境下でも収量や品質が低下しないイネ新品種の開発が強く求められていた。2020年3月に品種登録された。収穫したNU21号は、本年3月2日(火)に刈羽村小学校にて贈呈式が行われて刈羽小学校児童代表の品田莉希さんにNU1号をお渡ししました。佐藤校長から学校給食で食べるのを楽しみにしていますと感謝の言葉を頂きました。

(会報誌:2021年10月)
(広報 鈴木)

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