
木造車両「モハ1」
新潟県内唯一の木造電車「モハ1」を、加茂市が蒲原鉄道株式会社様から譲渡を受けて、21年が過ぎました。
青空の下、アンティークな車両が現役で走っているようにみえると評判で、展示場所(冬鳥越スキーガーデン)には全国から愛好者が訪れますが、損傷が進み、年々維持が難しくなっています。
しかし、車両の重要性に鑑みて、市は屋根を架け、雨ざらしの現状を改めて長く保存に努める決意をいたました。「モハ1」は時代の変転と上手に付き合い、愛されてきた電車です。
数奇な運命をたどった車両の歩みは、地域社会の足跡と重なります。加茂市が保存に微力を尽くすのは、このためです。再来年で「モハ1」は竣工100年の節目を迎えます。
新潟県加茂市は2021年11月1日(月)までの期間、市内の冬鳥越スキーガーデンで保存している蒲原鉄道「モハ1」に保護屋根を設置する資金をクラウドファンディングで募集しています。

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・ふるさと納税サイト「さとふる」のクラウドファンディングで実施。
・新潟日報の情報
問い合せ先:加茂市教育委員会社会教育課 tel 0256 52-0080 (内)461