国上寺 越後最古の寺の御開帳

にいがた情報

 越後最古の寺といわれる燕市の国上寺(こくじょうじ)では、御本尊の御開帳を9月28日から開催する。奈良の大仏の造立で有名な聖武天皇の御后である光明皇后から賜った御本尊・阿弥陀如来像は、行基作と伝わる。御開帳期間中は御本尊のほか、源義経が参詣された際に寄進したとされる自作の大黒天木像などの秘仏も特別公開される。

 国上寺の開山は和銅2年(709年)。1300年余の歴史の中で、様々な偉人とかかわりを持ち、その内の上杉謙信、良寛、酒呑童子、源義経、弁慶を描いた空想絵巻が本堂の外壁に飾られている。保存のため、御開帳後は移設し、期間限定公開の予定。
※本来は12年に一度、子年の御開帳でしたが、コロナ禍のため今年に延期。


十一面千手観音

● 期間:令和3年9月28日~11月15日
● 時間:9:00~16:30(入場は16:00まで)
● 特別拝観料:500円(特別拝観される方以外の入場は無料)
公開される秘仏等:御本尊「上品上生阿弥陀如来像」、源義経寄進「大黒天木 像」など秘仏十数点、良寛の遺墨、上杉謙信寄進「三千仏の掛軸」、上杉景勝・ 直江兼続の書状など

【お問い合わせ】
国上寺
〒959-0136 新潟県燕市国上1407番地
☎:0256-97-3758
上越新幹線燕三条駅から車で30分


五合庵

良寛が文化元年、47歳頃から文化13年までの最盛期を過ごした草庵。

写真引用(ウェブ広報:榊)
燕市観光協会
五合庵(にいがた観光ナビ)