史跡佐渡金山(佐渡市)

にいがた情報
江戸幕府の財政を支えた金山

 1601年に3人の山師が開山し、江戸から平成にかけての388年間で金は約78トン、銀は約2330トンを採掘したといわれる日本最大の金銀山。ぱっくりと割れた「道遊の割戸」は佐渡金山の象徴的風景である。
 江戸時代の手掘り坑道「宗太夫坑」や明治の近代化を支えた「道遊坑」など、坑道見学コースもいろいろある。国指定史跡「北沢浮遊選鉱場跡」は、昭和初期に造られた、当時最先端の技術を持った選坑施設である。
 その堂々たる姿と歴史的価値の重要さからユネスコ世界遺産暫定リストに記載され、現在本登録に向けた準備が進む。

佐渡金銀山ガイダンス
施設「きらりうむ佐渡」
TEL:0259-74-2215

佐渡市下相川1305
TEL:0259-74-2389
8:00~17:30(11月〜3月は8:30〜17:00)無休
(会報誌:2021年05月)