2021年 新年のご挨拶を申し上げます

イベント・お知らせ

創立110周年、新会館完成支援に感謝致します
東京新潟県人会 会長 小林 保廣

新年のご挨拶を申し上げます

 令和3年・辛丑、2021年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 今年の正月は、昨今の状況下、荒波の中の船出という心境ではございますが、まずは新春を皆々様と共に健康で迎えることが出来ましたことを、心からお祝い申し上げます。
 旧年は世の中全体がまさにコロナ禍一色。我が国日本だけでなく、世界各国にとっても、本当に激動試練の時でした。振り返ってみますと、年初、私ども県人会の新年祝賀会で皆様と共に清々しい新年を迎えることが出来ました悦びを分かち合った直後、俄にコロナの暗雲が立ち込めたのでした。

 私たち県人会も活動自粛・催事の中止により残念な思いを抱いていた中で、事態は大きく変転。4月のコロナ第一波。未曽有の「緊急事態宣言」。2020東京五輪の延期。8月の第二波。そして、寒さも増してきた11月にはさらに大きな第三波の到来と続きました。

 眼を世界に転じてみれば、欧米諸国では日本よりはるかに多い感染者、尊い命を失った人たちがいらっしゃいます。
 この間、9月には、我が国では長期政権の安倍首相の退陣。11月には、米国では、大統領選挙において、現職大統領の敗北という結果となりました。まさに激動の2020年といえましょう。

新・県人会館完成支援に感謝申し上げます

 こうした激動の2020年でしたが、私たち東京新潟県人会は、明治43年(1910年)創立以来の110周年の節目の年を迎え、旧臘12月には、待望久しかった新・県人会館竣工の日を迎えることが出来ました。これもひとえに、新潟県知事をはじめとする各市町村の皆様方、国内外のふるさと新潟を思う新潟県人の方々のご支援の賜物、そしてなにより会員の皆様方の熱き思いと、坦々と役割を果してこられた結果と、深く感謝しております。

 又、昭和30年(1955年)に、はじめて、この県人会館を信濃町に設置、昭和57年(1982年)に、現在の上野1丁目の地へ移転。そして、今回の平成30年(2018年)以来の建替え新築の路線を牽いてこられた先人たちのご苦労に、改めて感謝申し上げます。

東京新潟県人会の新しい出発

 昨年12月、新・県人会館の完成を受けて、私たちは、仮事務所から引越し移転、既にこの新会館で業務・活動を開始しております。
 私自身、平成26年(2014年)、会長職に推挙いただき皆様に支えられ、4期連続7年間、懸命に役目を務めてまいりました。そして、新年を迎え、改めて県人会のモット―

 一、郷土愛でつながる人の和
 一、友愛と協調
 一、ふるさとへの架け橋

を噛みしめながら、新しい決意のもと、役目に務めてまいりたいと考えております。
 どうぞ、本年もよろしくご支援、ご指導の程お願い申し上げます。