西脇 順三郎[詩碑]

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西脇 順三郎(1894~1982)・詩人・英文学者。西脇氏は、明治27年(1894)に旧・北魚沼郡小千谷町で生まれる。西脇家は元禄時代から縮問屋を営む名家。若き日、英国オックスフォード大に留学、永く慶応大学で教鞭をとられた。戦前の第一詩集『Ambarvalia』(1933)から、戦後の第二詩集『旅人かえらず』(1947)など多くの詩集を上梓。日本の現代詩の第一人者。上掲「山あり河あり暁と夕陽とが綴れ織る…」の詩碑は、昭和60年に小千谷市山本山山頂に建立。
なお、西脇氏は、最晩年ふるさと小千谷に帰り、昭和57年に永遠の旅路へ。

(会報誌:2020年11月)