歌・書 会津 八一

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会津 八一氏(1981~ 1956)は、明治14年8月1日、新潟市古町で生まれる。
歌人・美術史家・書家。雅号・秋りII道人、渾斎。若き日から良寛や万葉集の歌に親しみ、永く早大文学部芸術学専攻科教授を務め、昭和20年4月、空襲被災後、新潟へ帰る。上掲「於りたてはなつなほあさきじほ可せのすそふきかえすふるさとのはま」は、戦禍の東京から新潟の飛行場に降り立てば、夏まだ浅い潮風が、着物の裾を吹き返すよ、故郷の浜は、の意。

歌・書 会津八一
資料提供:新潟市会津八一記念館

(会報誌:2020年02月)